私は、自分のヘアスタイルが好きです。実は私はすごく髪の毛が少ない、いわゆる「薄毛」です。自分でも気にしていたのですが、意外と友人からもウィッグをつけたらいいとか、そういったアドバイスを受ける回数が多くなり、取引先の方も、今ではすごく技術が進んでいるからと心配されたことはショックでした。でも、いつも「髪がきちんとしたら、すごくいいのに」という声に、顔はまだまだいけるのかなと、ちょっと勘違いしてしまったのをきっかけに、サロンに通って、頭皮診断、そしてカウンセリング、いろいろな角度から調べました。
その結果、私の薄毛は遺伝的なものと分かりました。父や祖父も薄くはあるのですが、今でもちゃんと生えています。でも、若いころから薄毛だったと言っていることから、私もその傾向が濃いということでしょう。母は、普通だと言いますが、兄もそういえば薄かったと思います。近ごろ会っていませんが、兄もきっといろいろ悩んでいると思いました。
そして、増毛にしようか、それともかつらにしようか、すごく悩みましたが、鏡をみるとやはり、増毛のほうが魅力的に思ったので増毛を選びました。自分の毛も合わせているので、自然な感じですごく楽です。本当に増えているんだと確信しながら見る自分の姿に、本当に増毛したことを忘れてしまいそうでした。こういして私の薄毛人生はピリオドを打ちました。自然な感じだったので、はじめは誰も気づきませんでしたが、兄と会ったとき「お前、増やした?」と聞かれました。すると「俺もなんだ」とにやっと笑い、お互い顔を合わせて、お酒を飲みました。薄毛の家系ですが、少しだけ若いうちは、力を貸してくださいと思いながら、充実した生活を送ることができるようになりました。